指は腱によって曲げ伸ばしすることができますが、その腱を覆っている部分を腱鞘といい、その腱鞘に炎症が起こることで手指に痛みや違和感が起こる症状です。

代表的な症状としては、

・手のひら側の指の付け根に痛みや腫れ、熱感がある

・指の曲げ伸ばしに引っかかりを感じる

・起床時に指がこわばって動かしにくい

・起床時に痛みやこわばりがあるが、時間の経過とともに楽になる

・指が曲がったまま戻りにくい

・指を伸ばそうと力を入れるとカクンと指がはねる

以上一つでも当てはまる方は、ばね指の可能性があります。

 

主な原因としては、

①手指の使いすぎ

手をよく使うスポーツ、ピアノやパソコン仕事など、指を酷使することが原因となる場合があります。近年では、スマートフォンの使いすぎで発症する方も増加しています。

②ホルモンバランスの変化

５０歳前後の女性や妊娠中・産後の女性で、女性ホルモンのバランスの変化で、腱などが痛みやすくなったり血流が悪くなったりすることで、ばね指になるリスクが高くなります。

③ストレス

工場勤務や事務仕事で長時間同じ姿勢で作業をする方も、同じ個所に負担がかかりやすくなるため、ばね指を発症する可能性があります。

当院では、ばね指の原因となった身体の使い方を運動療法を用いて根本的に改善していきます。

①Ｉｎｂｏｄｙにより、体組成を計測します。

ばね指の場合、身体の左右の筋肉のバランスが影響していることがあるため、体組成計により筋肉のバランス・強度を計測いたします。

②問診にて実際に患者様のお身体を診させていただきます。

実際にばね指になった原因を触診・画像診断で追究していきます。患部を診るだけでなく、ばね指になる原因となり得る頚椎からの神経の働き（うでや指に力を出せる環境）や頚椎・肩関節・肘関節などの各関節の可動域を診ていきます。

③ばね指の原因にアプローチする症状に対した、患者様だけのオーダーメードの施術を行います。

まず、当院独自の骨盤矯正で日常生活で発生している不良姿勢を改善していきます。

次にひでき式全身筋筋膜リリースで、筋膜や筋肉・各関節の動きの改善をしていきます。

その後、神経の働きの調節を行い、重力下で自分の身体をうまく使えるように調節します。

④ばね指を改善させるリハビリ（運動療法）を行います。

ばね指を根本的に改善するには運動療法が不可欠になります。

結果的に指の使い方が悪くなった原因となる筋肉や関節の動きをさらに良くするリハビリを行います。

またご自宅で簡単に行える運動や体操などもしどうさせていただきます。

もしかしたらばね指かな？と思ったら放置せずに早期の治療が必要です。ばね指を放置すると、腱鞘や腱が硬くなって指の動きはますます悪くなり、日常生活や仕事にも支障が出てきます。さらに悪化してしまうと、病院で外科手術を勧められてしまうことにもなりかねません。

ばね指でお悩みの方は、当院にお任せ下さい。お電話でのご相談もお待ちしております。